JBSN

ビーチサッカーの歴史

ブラジルを発祥とし、世界各地でレクリエーションとして長年親しまれてきたビーチサッカーは、1992年、アメリカ、ロサンゼルスにおいて統一ルールを設ける試みがなされ、その次の夏にはマイアミビーチにおいてアメリカ・ブラジル・アルゼンチン・イタリアが参加した初めてのプロによるビーチサッカーの国際大会が開催された。

1994年4月、ブラジル、リオデジャネイロのコパカバーナビーチにおいて行われた大会で初めてビーチサッカーの試合がテレビ放送され、翌年にはコパカバーナで初めてのビーチサッカーの世界選手権が行われた。第1回大会の優勝国はホスト国のブラジルであった。この競技会の成功により国際的な関心が高まりを見せ、1996年のプロビーチサッカーツアー開始につながった。

最初のプロビーチサッカーツアーは、2年かけて南アメリカ、アジア、ヨーロッパ、そしてアメリカ合衆国の各地で60試合を行うもので、これを受けて1998年にはヨーロッパで欧州プロビーチサッカーリーグ(EPBSL、ユーロBSリーグ)が創設された。ユーロBSリーグは世界最大規模のビーチサッカーのプロツアーへと成長した。

1995年以降10回にわたって開かれていたビーチサッカーの世界選手権は、2005年から国際サッカー連盟主催のFIFAビーチサッカー・ワールドカップとなった。

参考資料:Wikipedia